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恐るべき緑内障を克服する術とは|クリアな視界を取り戻す

急激な目の痛みの病気とは

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急激な目の痛みには要注意

視野の欠損などを伴う緑内障は、慢性のものと急性のものがあります。慢性であれば、加齢とともに進行するので、眼科での定期検診によりわかります。注意しなくてはならないのが急性緑内障です。この場合は、夕方から夜間にかけて起こることが多いのですが、突然強い目の痛みが襲い、充血、吐き気、頭痛といった症状が起こります。症状により内科を受診する場合も多いのですが、強い目の痛みを伴っている場合は急性緑内障の疑いがあるので眼科、もしくは総合病院を受診しましょう。なぜなら急性緑内障の場合は数日以内に失明する可能性もあるため、少しでも早い治療が求められるからです。しかし急に症状が起きるからといって、日頃から何もできないわけではありません。予防が可能な病気でもあるのです。

外科的手術予防が効果的

急性緑内障の予防には、暗い部屋で下を向いて本を読んだり、書き物をしたりしないことです。これらをする場合には、部屋はきちんと明るくしましょう。また、市販の風邪薬や睡眠剤、抗ヒスタミン剤配合の薬には気を付ける必要があります。しかし全面的に禁止するのではなく、使用量を守り日頃から飲みすぎないよう気を付けるということです。この他にも、手術によって予防することも可能です。手術による予防には2種類あります。レーザー治療による虹彩切開手術と白内障手術です。前者はあらかじめ虹彩に小さな穴をあけておく手術、後者は水晶体の中身を人口レンズに置き換える手術です。どちらも日常的な予防法よりも効果は高いといわれています。もし70歳以上であれば、白内障の進行も予想されるために、後者の手術を受けておくと両方の治療と予防が可能になります。

気になる人はまず病院へ

眼球

白い糸や黒い点のようなものが見える症状が飛蚊症です。この飛蚊症は一般的には治療が必要ない症状となれていますが、病気が原因で起こっているケースもあります。安心して生活を送るためにも、一度は眼科に行ってしっかりと検査をしてもらいましょう。

目前に現れる浮遊物は何か

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飛蚊症とは、目の前に点や線などの浮遊物が見える状態のことです。紫外線やストレスが原因で起こりやすく、そのため生活習慣に気をつけることが必要です。ただし中には、目の病気、あるいは糖尿病などが原因のこともあります。浮遊物の見え方が鮮明である、影が出る、あるいは目がかすむという時は眼科を受診しましょう。

眼の病気を知る

目元

視神経の異常によって発症する緑内障は、治療が遅れると失明することもある危険な病気です。緑内障に対しては、以前は手術によって対処していましたが、現在では薬物療法やレーザー治療によって治療することが可能になっています。